だるまの色
中国で最も怖い病として恐れられていた疱瘡(ほうそう:今の水疱瘡のこと)。 この疱瘡除けとして、中国では赤いものが良いとされていました。 これに達磨大使の赤い法衣が結びついたことで、縁起物として赤いだるまが広がりました。赤色以外では金色のだるまは金運と繁栄を象徴している縁起物とされ
会社経営者のかたや独立を考えている方への成功と繁栄を祈ってお贈りすると喜ばれます。
だるまの体・衣服
長い間座禅を続けたために手足が衰えたとされ、だるまには手と足は付いていません。また仏教では赤が位の高い人の印。
だるまは頭から赤い法衣を被った姿を現しています。
縁起物 だるまの目
達磨大使は座禅を組んでいる間に眠ってしまわないように、まぶたを切り落としたといわれています。
このため、だるまは大きく目を見開いているのです。
「縁起だるま」には目が入っていますが、「願掛けだるま」には目は入っていません。
だるまの眉とひげ
9年間座禅を組み続けた達磨大使。 座禅中はヒゲを剃ることがなかったため、だるまは必ずひげ面です。願掛けだるまではだるまの眉は鶴、ヒゲは亀を表すとされています。